タワーマンション
ここ近年東京や大阪などの大都市部を中心に「タワーマンション」の建設が非常に増えてきております。
特にこの10~15年くらいでタワーマンションが劇的に増えたと思いませんか?
特に東京では湾岸地域を中心に大型のタワーマンションの建設ラッシュがあり、大阪市内でも中心地域で大型のタワーマンションの建設が進んでおります。
また名古屋や福岡、札幌、仙台、神戸、広島など大都市でも同様にタワーマンションが増えてきております。
世間一般的にタワーマンションと聞いて思い浮かべるイメージとして高層階だと眺望がいい、そこに住むことで資産価値やステータスが高まる、普通のマンションと比較して高級感や特別感を得ることができるなどが挙げられると思います。
ではタワーマンションには何か法的な定義などあるのでしょうか。
実はタワーマンションには法的な定義や基準はありません。建築基準法や消防法などで建物の高さは31m、60m、100mとそれぞれ異なる基準が設けられていますが、よく言われるのが60m以上の建物の事をいわゆるタワーマンションと定義づけされることが多いようです。
60m以上のマンションだと階数に換算するとだいたい20階建て以上になるため、そのイメージがついたようです。
ちなみに建築基準法では高さ60m以上の超高層建築物については建物の構造耐力についてより厳しい基準が定められておる、100m以上になると消防法により緊急時用のヘリポートの設置義務もあります。
タワーマンションには当然コストも大きくかかりますが、その分ハイスペックな施設やサービスを有していることも多く、居住者専用のパーティールームやトレーニングジム、プールやゲストルーム施設に加えてコンシェルジュが24時間在住している物件も多くあります。