タワーマンションの修繕工事

タワーマンションに憧れを抱いてる方も多いと思いますが、やはり費用面(販売価格や維持費など)を考慮して二の足を踏む方も多くいると言われています。
特に維持費(修繕費用等)についてはタワーマンションが多く建設されてからそこまで歴史がないため、実際どれくらいかかるかというデータなどがないため、購入者にとっては不安の1つでもあります。
ここでは実際にタワーマンションも修繕工事などについて少しでも理解を得てほしいと思い、簡単にご紹介したいと思います。

「タワーマンション」とは以前も説明した通り特に定義が決められているわけではないですが、一般的に60以上の超高層認定建築物で、かつ形状が棟状のものをしめすことが多いです。
まずマンション・タワーマンション関係なくマンションで必ずおこなわれるのが「大規模修繕工事」です。これはマンションが安心して住めるようにきちんとした修繕が必要になります。
マンションでは毎月支払う維持費のなかに修繕積立金を集めているところが一般的で、基本的にはマンションの住民は支払わないといけないです。

マンションを適切に(安心に)維持するためには主に「防水」と「動くもの」と分別されます。
防水とはおもに「屋上」「外壁防水と外壁塗装」「ベランダや外廊下、階段」「雨風が吹き付ける場所の金具や部品の交換」などがあります。
動くものとしてはわかりやすいところでいうと「エレベーターや自動ドア」、マンションによっては「機械式駐車場」などで、他にも電気、給水、ガス給湯器、排水設備、排気口などの他に、ドアや扉、サッシなどがあげられます。
これらの設備などを定期的に工事しないと雨漏りがしたり、外壁にひびがはいったり、エレベーターがとまったりなど住民の生活に大きな影響を及ぼしてしまいます。